大河ドラマで学ぶ日本の歴史

大河ドラマに出てくる人物などを、むずかしい言葉をできるだけ使わずにわかりやすく解説!

永井道明(ながい どうめい)についてわかりやすく!金栗四三・嘉納治五郎・可児徳との関係 スウェーデン体操・肋木(ろくぼく)を普及 大河ドラマ「いだてん」キャストは杉本哲太

更新日:

 

2019年NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に登場する

永井道明(ながい どうめい)という人物について、

むずかしい言葉をできるだけ使わずに、わかりやすく解説していきます!

永井道明役キャストは杉本哲太

 

スポンサーリンク

永井道明(ながい どうめい)の生い立ち

永井道明(ながい どうめい)は、

1869年12月18日に、現在の茨城県水戸市にて生まれました。

 

永井道明は勉学にはげみ、

東京高等師範学校(現在の筑波大学)に進学します。

 

師範学校とは、教師を養成する学校です。

ここで永井道明は教師になるための勉強を行う一方で、

体操に熱中していくこととなります。

 

教師となり、体操を指導する

東京高等師範学校を卒業後に教師となった永井道明は、

生徒たちに熱心に体操を教えていきます。

 

のちに奈良県立畝傍中学校の校長になった際には、

「体操校長」とあだ名をつけられるほどでした。

 

海外体育事情の調査のため欧米へ

永井道明は、文部省より要請を受け、

海外体育事情の調査のため欧米へ渡ります。

 

ボストン(アメリカ)やストックホルム(スウェーデン)を視察して回り、

スウェーデン体操を学びます。

 

スウェーデン体操や肋木(ろくぼく)の普及に尽力

日本にもどった永井道明は、

スウェーデン体操や、体操器具の「肋木(ろくぼく)」の普及に尽力します。

 

「肋木」と聞いていまいちピンとこないかもしれませんが、

体育館の壁にあるやつです。(部活の時にタオルとかかけちゃうやつです)

 

実は、この肋木は、永井道明が普及させたものでした。

 

永井道明と金栗四三の関係

永井道明が東京高等師範学校にいたころ、

金栗四三が東京高等師範学校に入学します。

 

東京高等師範学校の校長・嘉納治五郎がストックホルム五輪への日本人出場に奔走している中、

永井道明も尽力しており、

金栗四三のオリンピック出場のサポートをしています。

 

嘉納治五郎や可児徳と対立

永井道明は1913年に「学校体操教授要目」を制定し、

スウェーデン体操を日本の体操の主流とするのでした。

 

しかしその後、

嘉納治五郎可児徳らと意見が分かれ対立。

 

スポーツの娯楽的要素を嫌って体力をつけることを目的とした永井道明の考えが

軍人的な要素が強かったため対立したともいわれます。

 

争いに負けた永井道明は、

東京高等師範学校を去ることとなり、

永井道明が制定に尽力した「学校体操教授要目」は改正され、

スウェーデン体操や肋木は衰退していくこととなります。

 

永井道明の最期と、肋木のその後

永井道明は、

1940年に体育功労者として表彰され、

「日本学校体操の父」と呼ばれるようになります。

 

そして永井道明は、

1950年に亡くなります。

享年83。

 

なお、衰退した肋木ですが、

1970年代に学校体育に復活。

現在、多くの学校に肋木が置かれているのはこのためです。

『いだてん〜東京オリムピック噺〜』人物解説・キャスト一覧

Copyright© 大河ドラマで学ぶ日本の歴史 , 2019 All Rights Reserved.