大河ドラマで学ぶ日本の歴史

大河ドラマに出てくる人物などを、むずかしい言葉をできるだけ使わずにわかりやすく解説!

松平慶永(松平春嶽)とは?西郷隆盛や橋本左内、島津斉彬・久光との関係 大河ドラマ「西郷どん」キャストは津田寛治 (読み方:まつだいらよしなが・しゅんがく)

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2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」に登場する

福井藩主・松平慶永(読み方:まつだいらよしなが 松平春嶽)について

むずかしい言葉をできるだけ使わずに、わかりやすく解説していきます!

キャストは津田寛治さん。

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松平慶永の生い立ち

松平慶永は1828年に

田安徳川家第3代当主・徳川斉匡の八男として生まれます。

1828年生まれですので、西郷吉之助(隆盛)とは同い年です。

 

1838年に、

福井藩主・松平斉善が若くして亡くなったため、

松平慶永は養子として福井藩に入り、わずか11歳で福井藩主となります。

 

藩主となった後に、

中根雪江、由利公正、橋本左内らのサポートのもと、

積極的な藩政改革を行います。

また、その有能さより、

幕府の政治にも関わっていくことになります。

 

 将軍継嗣問題

13代将軍・徳川家定に子供がいなかったため、

次の将軍をめぐって後継者争いが起こります。

世にいう「将軍継嗣問題」です。

 

紀州藩主・徳川慶福を推す南紀派(井伊直弼・本寿院

一橋徳川家当主・一橋慶喜を推す一橋派松平慶永島津斉彬徳川斉昭

に分かれて対立。

松平慶永は、一橋派として橋本左内を京都に派遣し活動させました。

同じく一橋派の薩摩藩主・島津斉彬のもとで西郷吉之助が活動していましたので、

橋本左内と西郷吉之助は親交が深かったとされています。

 

しなしながら、島津斉彬の急死するなど、一橋派の力は弱まり、

大老となった井伊直弼のもと、次の将軍は徳川慶福に決定。

徳川慶福は、14代将軍・徳川家茂となります。

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安政の大獄

大老となった井伊直弼は勝手に日米修好通商条約を結ぶなどしたため、

松平慶永は、徳川斉昭や一橋慶喜らと共に抗議のため無断で登城。

それがとがめられて、松平慶永は謹慎処分となります。

 

その後、井伊直弼は反対派を次々と弾圧します(安政の大獄)

しかしながら、井伊直弼は桜田門外の変で暗殺。

それにより、松平慶永は謹慎が解かれ、幕府の政治に復帰することができました。

 

島津久光・一橋慶喜との関係

薩摩藩では、島津斉彬の死後、

斉彬の異母兄弟・島津久光が実権を握っていました。

 

島津久光は、幕政改革をせまるため、挙兵して京都に上ります。

その結果、松平慶永は「政事総裁職」という新設の重要職に、

一橋慶喜将軍後見職に就きます。

 

その後、松平慶永や一橋慶喜は、公武合体に向けて活動していくものの、

朝廷のある京都では長州藩などの尊王攘夷派の力が強く、難航します。

そして、朝廷より攘夷実行を受け入れた一橋慶喜と対立。

松平慶永は、政事総裁職の辞職を申し出ます。

 

それからのち、八月十八日の政変禁門の変で長州藩の勢力が京都から追放されると、

松平慶永は、一橋慶喜・島津久光・松平容保などとともに「参預会議」のメンバーとなります。

しかしながら、一橋慶喜が酒の席で

「将軍後見職の自分を、他の者と一緒にしないでほしい」

などと発言したことに激怒した島津久光は、参預会議を見限ります。

松平慶永は、薩摩藩家老の小松帯刀とともの関係修復に努めるも、

結局、参預会議は崩壊してしまいます。

 

その3年後、

松平慶永島津久光山内容堂(前土佐藩主)・伊達宗城(前宇和島藩主)の4人による

「四侯会議」が開かれます。

島津久光は、この会議をもとに幕府の権力を縮小し、合議制での政治にしようと考えていましたが、

結局、一橋慶喜を交えた話し合いの際には、慶喜の意見が通るなど、うまくは行きませんでした。

そのため、薩摩藩はその後、倒幕へとかたむいていきます。

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大政奉還後

その後、一橋慶喜は、政権を朝廷に返上(大政奉還)

それに対し、薩摩藩や岩倉具視らのはたらきにより「王政復古の大号令」が発せられます。

そして、薩摩藩や長州藩を中心として、幕府を倒す動きが激化していきますが、

松平慶永はそれに賛同しませんでした。

 

明治維新後、

松平慶永は新政府で内国事務総督、民部官知事、民部卿、大蔵卿などを歴任します。

しかし、1870年(明治3年)に政治を離れます。

 

そして、1890年、肺水腫のため東京の小石川の自宅にて亡くなります。

享年61歳。

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